30アルファード&ヴェルファイア特集[30 ALPHARD&VELLFIRE SPECIAL]

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▼BLITZ DAMPER ZZ-R 製品紹介ムービー

30アルファード&ヴェルファイア BLITZラインナップ


高い強度と軽量化を両立
アルミ製アッパーマウント、ロックシート、ブラケット(一部)などを採用し、高い強度と軽量化を両立させた単筒式(モノチューブ)+全長調整式ショックアブソーバー。全長調整式ながら、リーズナブルな価格を実現。32段減衰力調整機構を採用し、幅広い減衰力調整が可能。サーキットからストリートまで、ステージを問わない走行シーンに対応します。
また、オーバーホールにも対応。従来までの「預かり後分解調整」とは異なる、「新品カートリッジ先出し対応」とすることで、スムーズな対応とダンパー本来の性能を発揮します。

▲画像は、WRX STi(GVB)用

BLITZ流 30アルファード&ヴェルファイア セットアップ

▼文&画像:BLITZ社提供

測定データによる裏付け
ブリッツ DAMPER ZZ-Rシリーズでは、いち早い開発と共に車種の特性や用途に応じたサスペンション開発を心がけています。アルファード/ヴェルファイアに求められる「上質な乗り心地」と「ローダウン性能」の両立を実現するため、ブリッツでは今までのサスペンション開発で得たデータや、シチュエーション別の市街地・高速道路での実走行テストの他、「SDL」という機器を利用して、サスペンションの開発を行なっています。ブリッツでは、このSDLのサスペンションテスターを利用し、人間の持つ感覚だけではなく測定データに裏付けされた、乗り心地の良さや性能の向上を目指して開発を行なっています。

▲感覚だけでなく、数値からも読み解く
車両に装着したままテストができるサスペンションテスターSDL
「SDL(サービス・ダイアグノーシス・ラインの略)」とは、ボッシュ社の自動車整備機器の一つで、主にブレーキやサスペンションといった足回りの車両診断を行なう専門の装置です。通常のサスペンションテストはサスペンション単体で行なう事もありますが、ブリッツでは車両に装着したまま、実際に走行するのに近い状態を再現できるSDLを利用しています。このテスト結果を純正サスペンションと比較した際に、結果のグラフや波形が大きくかけ離れていると特性が大きく変わり、車両に合わない乗り心地やフィーリングの悪いサスペンションとなってしまう可能性もあります。
車重だけでなくエンジン型式、駆動方式の違いから3台の実車でテスト
ただ単に「純正と比較して、同じに近づけるのがベスト」というわけではありません。サスペンションの仕様により特性は異なるため、純正のテストデータを元に、特にミニバンやワゴンでは「しなやかな乗り心地」を目指して開発を行ないます。また、ブリッツのDAMPER ZZ-Rシリーズには「32段減衰力調整機構」を備えているため、減衰力調整によって乗り心地を変化させるバランスも視野に入れて開発を行なっています。さらにアルファード/ヴェルファイアは、同じ車種でも2.5L・3.5L・ハイブリッドという3種類のエンジン、2WD・4WDという駆動方式の違いがあります。元々車重があることに加え、これらのエンジンや駆動方式の違いはサスペンションに大きく影響する部分でもあり、実際に3台のSDLの測定値では違いがよく現れています。
そのためブリッツでは3台の開発車両を使って、それぞれの車両にあったサスペンションを妥協せずに開発をしています。このように、ブリッツではSDLで得たデータを参照しながら、ショックアブソーバーやスプリングの仕様を検討し、それぞれの車両に合ったベストなセッティングを導き出すことで、乗り心地や性能を重視した開発を心がけています。DAMPER ZZ-Rシリーズは、このように様々な視点から開発を行なっています。テストの結果によっては開発を完了するまでに時間が掛かってしまう場合もありますが、最善の商品を、できるだけ早くお客様へお届けできるよう心がけています。

BLITZ DAMPER ZZ-R Series 「セッティングガレージ」

セッティングをトコトン楽しむ!
ブリッツでは、サスペンションキットを装着した際、参考値を控えておくためのセッティングシートをご用意いたしました。このシートをご活用いただければ、走行シーンに合わせたセッティング変更時の参考や、自分にあったセッティングを出すまでのメモ、また、同じ車両にお乗りの方などとの情報交換に利用していただくことが可能です。ブリッツのサスペンションキットを最大限お楽しみいただくためにも、この「セッティングガレージ」をぜひご活用ください。

30アルファード&ヴェルファイア車高調選び