EDFC5特集 [TEIN GR86/BRZ ノア/ヴォクシー]

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アフターパーツ業界で初めて、運転席に座ったまま減衰力調整を可能とした初代EDFCが誕生してから20年以上が経過。その間、モデルチェンジにて自動制御、ワイヤレスコントロールなどさまざまな進化をとげ、都度ユーザーからの支持を頂きました。そして2023年、新たにジャーク制御とAI機能を搭載したEDFC5が誕生!今回は『EDFC5の効果』について開発責任者のわたくし渡邊がわかりやすく解説します!

■新製品EDFC5の効果

その① スポーツカー:ジャーク制御とG制御の統合で旋回性能UP!
EDFC5はEDFC ACTIVE PROのG制御をさらに進化させ、新たにジャーク制御を追加しました。ジャークというのは、加速度Gの変化量で加速度Gよりも車両の動きをさらに細かく制御できるのです。G制御の場合、加減速中やコーナリング中の車両挙動を安定させるのに非常に有効です。ただ、アクセルオンやステアリングをきった瞬間のGは低いので、この瞬間はまだ不安定なのです。そこでジャーク制御を入れることで、アクセルオンやステアリングをきった瞬間に減衰力調整が入り、車両挙動を安定させます。さらにフロントアウト側とリアイン側の減衰力を高めることで、よりノーズが入りやすくなるような制御も入れています。感覚的に言うと、ステアリングどっしり、曲がりはスパッという感じですかね。サーキットでもタイムアップに効果ありますよ!
その② ミニバン:ジャーク制御とAI制御で車酔い低減!
古いエレベーターに乗ったとき、動き始めや止まるときに体がフワッとしたり、押しつぶされるような感じがして気持ち悪くなったことありませんか?これが加速度Gの変化量(=ジャーク)の影響です。車も同じで急に曲がったり、急な加減速をしたりすると気持ち悪くなったりしますね。特にサスペンションが柔らかく、重心が高いミニバンではこの影響を受けがちです。EDFC5ではジャークを用いて適切に減衰力を自動調整。更にこのジャーク制御、走る場所や速度、運転手の癖に合わせて制御の強さを学習していくAI機能も搭載しているので、自動制御無しに比べて車酔いしにくいというわけです。これは助手席やリアシートのご家族もニッコリですね!
その③ ハイブリッドカー:モーター音の低減による快適性UP!
『うちのプリウスEDFC ACTIVE PROつけているんだけど、モーター音うるさいよねー。』こんなご意見、たまにお聞きしました(汗)。 特にハイブリッドカーはエンジンがあまりかからない分、静粛性が高いですから…。 EDFC5は自動制御の緻密さによりモーター作動頻度が上がる為、モーターの静音化は必須でしたが、これの実現にはとても苦労しました。 モーター自体は従来品と変わりませんが、マイクロステップ駆動という新しいモーター制御方法を導入したことで、モーター音は従来の1/3に。ハイブリッドカーや電気自動車にも自信をもっておススメ出来ます。 コントローラの数字が変わっているのに音がしないからって、故障していると思わないでくださいね!
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詳細はこちら:TEIN ホームページ https://www.tein.co.jp/products/edfc5.html
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